フリーコンサルタントのレジュメ(職務経歴書)の書き方【サンプル・テンプレートあり】

フリーコンサルタントとは

2021年4月12日

はじめに

「Professional Hub(プロフェッショナルハブ)のエージェント担当をしています、月岡です。」

「本日は、フリーコンサルタントの方向けに職務経歴書(レジュメ)のテンプレートのご紹介です!お仕事の受注に大きく関わる職務経歴書(レジュメ)、案件紹介のプロが、受かりやすくなる書き方のポイントをまとめたので是非最後まで読んでくださいね。」

本記事の内容

フリーコンサルタントの職務経歴書(レジュメ)とは、クライアントが期待する経験や能力を有しているか否かをはじめにジャッジされるドキュメントになります。

それは過去の経験だけではなく、書き方そのものでドキュメントのスキルがどの程度あるのかを見極められてもいるのです。

重要なのは「読みやすく」「事実ベースで」「簡潔に」「必要な情報提示」すること。今回はその書き方についてご紹介します。

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ダウンロードしたテンプレートを見ながら、この記事を読み進めることでレジュメ作成時に抑えるべきポイントが理解しやすくなります。

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本サービスはフリーのコンサルタントの方に案件をご紹介することを目的としており、それ以外の用途でご入力いただいた情報を取り扱うことはありません。上記リンク、あるいはこちらからプロフェッショナルハブにご登録ください。

職務経歴書(レジュメ)の基本はこれ!

前提条件(全体)

まず、職務経歴書(レジュメ)作成において、読み手にとってわかりやすく客観的な情報を主体とした内容にすることが前提としてとても重要です。

全体的に抑えるべきポイントは3つです。

  1. わかりやすく、簡潔に!ページは長くても5~6枚に抑えましょう。
  2. 感情的な表現や、WillやWantにあたるコメントは控えましょう。
  3. 書式(書体、フォント、列、行、枠など)は綺麗に整えましょう。

正社員の転職でつかう職務経歴書は、「〇〇を頑張りました」「〇〇を今後取り組みたいです」といった、自身の想いが入ることがありますが、フリーコンサルタントのレジュメにおいては避けたほうが良い表現です。

フリーランスはあくまで期間が限られた中でのパフォーマンスを求められます。正社員であれば想いのベクトルが同じという点はPRになりますが、自身の想いや感情を優先する方では?というネガティブな捉えられ方をしてしまうことも。

人柄や想いは面談でアピールしましょう。

職務概要(1ページ目)

1ページ目で、経歴やスキルについてわかりやすくPRしていきましょう!

ここで詳細を知りたくなったクライアントが2ページ目以降の詳細経験を見てくれます。

コンサルタントとしてのスキルを1枚にまとめるイメージを持つことがポイントです。

職務概要は、職務経歴書(レジュメ)のサマリにあたる部分です。

読み手が一番気になることをしっかり入れていきましょう。

レジュメを読む方が気にしているポイントは大きく3つです。

  1. 経歴(ご出身はコンサルティングファーム?SI?事業会社?何社を何年経験?)
  2. コンサルスキル(得意分野(領域、ツール)・役割(フェーズ)・専門的なスキル 他)
  3. 業界知見

この中で自身が特にバリューを発揮出来ることを整理してから書き出していきましょう。

キャリア+強みについて記述し、その後キャリア別に強みについての根拠を論じる、という流れで記載していきます。

文量は、この概要~資格までが1ページに収まれば良いので、バランスを見て書いてみてください

ただし概要がページの半分を占めるようなことは避けましょう。
250~350文字程度をベースに考えてみてくださいね。

得意とする経験・分野・スキル(1ページ目)

前述の強みを明確にPRします。

具体性を持たせて記述し、強みは多くても10個程度に(優先順位をつけて)絞ります。

箇条書きで1項目1行に収まるように心がけますが、ただし短すぎるのは×。

※例/PMO:顧客側も対応可能、IT PMOか、業務系か、統括や横断も可等

大事なのは、読み手に自身のスキルが魅力的かつ分かりやすく伝わるかが重要です。

職務経歴(1ページ目)

経歴が「新しいものから先に」書いてください。

在籍期間・社名は原則記入しますが、部署や役職も記載できるとGOODです。

※長く記載しすぎは×。キャリアをまとめる意識を持ちましょう。

資格(1ページ目)

案件のジャッジにかかわる資格のみ記載します。

※運転免許、教員免許、栄養士などは書かないようにしましょう。

取得年は必ず記載し、過去失効してしまった更新が必要な資格(PMP等)は取得年と失効年を記載すれば、内容に含めてもOKです。

資格をひとつも保有していない場合、項目自体を削除します。

言語(1ページ目)

多くの現場で求められる言語は「英語力」です。

スキルを担保する情報を記載して、実戦力となる語学スキルがあることをアピールします。

例:業務での利用履歴(職務概要に記載してもOK)、TOEICスコア等の資格など

※ビジネス利用経験があるか否かが重要です。

業務内容(2ページ目)

2ページ目以降にはご経歴の詳細を記載していきます。

ここでのポイントは、最新の経歴から先に書くこと、可能な限り簡潔かつ具体的な動きやロールのイメージがつくように記述することです!

また、ページが多くなりすぎないように気を付けてくださいね。

5ページ程度に収まるとGOODです。

①:期間

社歴、PJの記載は必ず新しい順に(特に直近5~10年までが主としてみられる)記載します。

PJごとに記載し、事業会社でPJごとの記載が難しい場合は、役割や部署毎に記載をしてください。

案件ジャッジに関係しにくい経歴は端的に。詳細は不要です。

例:保守運用の経験、営業経験、その他コンサルティング業務に関わりが薄いもの

※経歴自体の削除はNG!年単位の空白期間があると疑念がうまれてしまうため注意しましょう。

(実際に働いていない時期等は空白でOK。事情があれば一文いれます)

②:プロジェクト内容

直近5~10年の経歴を特に重視される傾向があります。

該当PJ例文クラスの量、それ以外は簡素にまとめてもOK。

Titleは、業界・領域・内容が端的にわかりつつも匿名性がある内容で記載しましょう。

下記に、プロジェクト内容として含めるべき内容をご紹介します。

————————–

▼概要・担当業務
PJや担当領域の概要を簡潔に記載。Titleだけではわからない補足説明。
具体的に取り扱ったツールや領域について記載があるとGOOD
「役割」ではわからない立場についても記載があるとGOOD

例:ユーザーサイドやファームアンダー、PMOならマルチベンダーなど

▼実績・取り組み
端的に箇条書きがおすすめ(文章記載でもOKだが)。特に主のワークについてPRを。
実績は事実ベースで記載。評価された、という文脈ではなくその評価を受けるに至ったファクトのみ記載するように意識を。
ここに1ページ目の「得意とする経験・分野・スキル」部分の記載がないと、「得意とする経験・分野・スキル」の根拠が?に。意識を。
多くとも6~7個程度の記載にとどめるがベター。多すぎるなら1つにまとめる

▼役割・フェーズ・規模
役割:複数にわたる場合、複数記入。時期によって別という場合は時期と共に記載を。
フェーズ:複数にわたっての場合は関わったフェーズすべてを記載
規模:規模は人月記載か、もしくは予算(〇億)規模でも可 どちらにせよ必ず記載。
※大体の数字でOK

————————–

さいごに

いかがでしたか?意外と知らないフリーコンサルタントの職務経歴書(レジュメ)の書き方についてのご紹介でした。

もう少し細かく書き方を教えてほしい、書いたレジュメが適切か見てほしいという方は、下記からご登録いただければご連絡させていただきます。また、今回作成したレジュメで案件を探したい、という方も是非ご登録くださいませ。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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