【コンサルタント必見】フリーランスの独立で失敗する原因と対処法とは?実際にフリーランスで活動している方の意見を交え解説

フリーコンサルタントとは

2022年7月29日

「Professional Hub(プロフェッショナルハブ)エージェントの葉葺と申します。」

「コンサルティングファームや事業会社に在籍しているものの、フリーランスコンサルタントとして独立検討しておられる方の中には、どんなことに気を付ければよいか分からない方もいます。この記事では独立後に失敗する原因と対処法、独立の準備に必要なことを紹介します。また、実際に独立した方のインタビューについても紹介します。」

目次

  1. 【コンサルタント必見】独立で失敗する原因と対処法とは?
  2. フリーのコンサルタントとして独立する際に失敗する4つの原因
  3. 対処法について解説
  4. 独立の準備をする際に抑えておくべき、事務まわりのポイント
  5. フリーランスのコンサルタントで活動している方の感想が知りたい
  6. まとめ

1.【コンサルタント必見】独立で失敗する原因と対処法とは?

本記事では、フリーランスとして独立するコンサルタントが気をつけるべき点として、失敗の原因やその対処法、独立の準備をする際のポイントを紹介します。

あなたが現在コンサルティングファームや事業会社に在籍しており、これから独立を目指すとき。もしくはフリーランスコンサルタントとして独立したてであるならば、いまからでも間に合う、失敗しないための方法をご紹介いたします。

2.フリーのコンサルタントとして独立する際に失敗する4つの原因

フリーのコンサルタントが独立時に失敗するよくある原因と失敗談を4つご紹介します。

原因① 独立の準備不足

フリーランスを、ただ会社に所属していないだけ、と捉えてしまう方もいますが、それは大きな間違いです。
自身の営業資料となるレジュメ(職務経歴書)ひとつとっても、転職用とは異なるコツが必要になります。正社員転職とは異なり、お客様は自身の案件にフィットする人材かを見極めるためです。

他にも確定申告や保険の対応などの事務手続きにあたるものも自身で準備が必要です。さらには安定した収入ではなくなるため、ローン等の審査が厳しくなるケースも。こんなはずじゃなかった、と挫折する方もいます。

原因② 会社員時代のコネクションが使えない

企業や契約によっては、案件を社外に持ち出すことを禁止しているケースもあります。
そのため過去のコネクションを頼って仕事を得られないケースもあるのです。
仮にそうしたしがらみがない場合も、これも企業や案件によって、フリーランスとの直接契約を嫌がるケースもあるのです。

会社員時代のコネクションのみに依存してフリーになった人には起こりやすい失敗です。

原因③ 営業経験不足

コンサルティングファームで実務を担っていた方の中には、営業経験がない方もいらっしゃるでしょう。
しかし、フリーで活動する皆さんにとって、営業活動は不可欠です。

コンサルタントとしての経験が豊富にあっても、それを活かしたクライアントへの提案ができなければ仕事を獲得することはできません。
条件の取り決めや交渉なども、営業のスキルにかかっています。何より、最初の営業時に信頼関係を築くことでスムーズに業務へと移れるのです。

人脈や営業経験の少ない人は仕事を取れず、最初の相談の場でつまずいてしまいます。

原因④ リスクマネジメント不足

ビジネスにトラブルはつきものです。

しかし会社員とは異なり、自身を守ってくれる存在(会社)はいません。
報酬の未払いや訴訟のリスク、ハラスメント、税金や保険のトラブルなど、トラブルの種は様々。いままで守られていたものを、経営者として自身で守っていかねばなりません。

3.対処法について解説

次に、4つの失敗要因それぞれの対処法を解説します。

① 「独立の準備不足」の対処法

自身が何を知っていて、何を知らないのか、情報の整理を行いましょう。

本記事を最後まで読んでいただき、どんな問題を考えるべきか整理してみてください。
本記事内の4章では事務周りについて記載しております。
加えてフリーランスの方に抑えてほしい税金についての解説は以下の記事も参考にしてください。

▼税金に関するおすすめ記事

フリーランスコンサルタントが支払う税金と税額の目安

また、独立に悩んでいる方はまず以下の記事でフリーコンサルとして活動するための前提をおさえておきましょう。

▼フリーコンサルタントになるには?フリーランスで独立するためのノウハウやメリット、実際にフリーランスで活動している方の意見を交えて解説

フリーコンサルタントになるには?フリーランスで独立するためのノウハウやメリット実際にフリーランスで活動している方の意見を交えて解説

② 「会社員時代のコネクションが使えない」の対処法

あなたがもしまだ会社員として働きながらこの記事を読んでいただけているのであれば、今からでもビジネスの仲間を増やす努力をしましょう。

人脈はお友達ではありません、いま参画している案件での仲間、それは自社社員にとどまらず、多くのベンダーやコンサル会社、エンドクライアントの人もいますが、そこでの繋がりを大切にしていきましょう。そうした活動が苦手な方は、そもそもフリーランスに不向きな可能性があります。

また、既にフリーとなっている方も、コネクションを築く努力をはじめていきましょう。参画中の案件や、過去のビジネスの繋がりから少しずつ人脈を広げていくのです。

▼フリーコンサルタントが人脈を広げる方法とメリット

フリーコンサルタントが人脈を広げる方法とメリット

③ 「営業経験不足」の対処法

人脈構築も大事な営業のひとつではありますが、自分を売り込む活動を積極的に行っていかなくてはなりません。

とはいえ案件を獲得するための営業を0から覚えるのも、そのための行動も一朝一夕でみにつくものではありません。
まずは「プロフェッショナルハブ」をはじめとした、案件を求めるフリーランスコンサルタントのためのエージェントサービスに相談しましょう。あなたの経験にあった案件の斡旋や、営業のコツを教えてもらうことができます。

▼「プロフェッショナルハブ」|フリーコンサルタントのためのハイクラスな案件紹介サービス
サービスサイトをみる

④ 「リスクマネジメント不足」の対処法

自身でどれだけ気を付けていても、案件内での失敗やトラブルは起こり得ます。
だからこそ、事前にトラブルを想定しておくことが大切です。そうすることで、いざ失敗・トラブルに遭遇した時も、必要以上にあわてずに済みますよ。

また、一人で全てに対応するのはとても大変です。困ったときに相談できる相手をつくることが大切です。

▼フリーコンサルタントがトラブルに巻き込まれないために

フリーコンサルタントがトラブルに巻き込まれないために

4.独立の準備をする際に抑えておくべき事務まわりのポイント

ここでは、独立するために必要となる準備、特に税金、保険、契約書、経費など、事務手続きまわりについて必要なことを紹介します。

営業方法については前述通り別途記事をご用意いたしましたのでこちらを参照ください。

▼フリーコンサルタントになるには?フリーランスで独立するためのノウハウやメリット、実際にフリーランスで活動している方の意見を交えて解説

フリーコンサルタントになるには?フリーランスで独立するためのノウハウやメリット実際にフリーランスで活動している方の意見を交えて解説

税金

独立したフリーコンサルタントは、さまざまな税金を支払う必要があります。

特に所得税は年末調整だけの人も青色申告などを使い確定申告しなくてはなりません。所得税以外にも国民年金税、住民税、個人事業税などの支払いも発生します。それぞれの支払い条件や手続き、仕組みについて確認しておきましょう。

▼フリーランスコンサルタントが支払う税金と税額の目安

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▼フリーコンサルタントの消費税請求や支払いの仕組み、いま話題のインボイス制度について解説

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保険

コンサルタントとして独立する際に会社員時代と大きく変わるのが保険です。

フリーランスや個人事業主として独立すると国民健康保険に加入するのが一般的です。自費で全額払うため負担は大きくなる傾向にあります。

特に気をつけたいのは1年目の保険料です。会社員時代の収入が前提となるため、独立時に「任意継続」をするなどして負担の大きな国民健康保険ではなく、そのまま退職前の社会保険を選びます。ただし、この継続制度も2年と期間が決まっています。

また、法人化した場合は、社会保険に切り替えることで、会社負担の半額を経費で落とせるようになる点はメリットといえますね。

▼フリーランスコンサルタントが加入できる健康保険の解説 会社員との違いや注意点

フリーランスコンサルタントが加入できる健康保険の解説 会社員との違いや注意点

契約書

コンサルタントは業務を開始するためにクライアントと仕事内容を取り決めた契約を作成します。

基本契約書や注文書、秘密保持契約書などはお客様や仲介エージェントが用意してくれるケースが大半ですが、お客様によって締結する内容が変わってくるため中身のリーガルチェックは必須になります。

このときクライアント側が契約書を準備していなければ、コンサルタントの方で作成して契約を締結しなければなりません。

▼ITフリーランスが注意したい契約書のポイント

ITフリーランスが注意したい契約書のポイント

他には見積書、請求書はどんな商流であっても自身で作成、管理しなければなりません。作成にはいくつかの注意点があります。不安な方は、「プロフェッショナルハブ」をはじめとしたエージェントサービスに相談してみましょう。

▼フリーコンサルタントの請求書作成の注意点

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経費

フリーランスや個人事業主として活動を始めるコンサルタントは、経理についても知識が求められます。

例えば、生活費を経費として落とせる「家事按分」です。光熱費や家賃を使用割合に応じて経費で落とせます。また、結婚の祝い金や葬儀の香典なども慶弔費として経費扱いにできます。何が経費になるのかならないのかを良く把握し、経費計算には、会計ソフトやアプリなどを導入しておくと便利でしょう。

▼フリーランスとしての経費の考え方

フリーランスとしての経費の考え方

▼おすすめの会計アプリはこちら
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5.フリーランスのコンサルタントで活動している方の感想が知りたい

ここまでの記事で実際に独立した際に気を付けるべきことについて、様々な観点から紹介してきました。最後に不安になりうるのが、プロジェクト参加の実態や事業の拡大の可能性についてだと思います。

その点について、実際に経営を行いながらフリーランスコンサルタントとして活躍している方のインタビュー記事をご紹介いたします。

自身の事業を有しつつのため、稼働に制限がある中で参画したプロジェクトの経験を詳細に語っておられます。独立時の心構えとして参考になるでしょう。

▼50%の稼働制限の中でも、参加プロジェクトは選べる!経営者×フリーランスの働き方

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まとめ

コンサルタントが独立に失敗しないためには会社員時代との違いを理解し、フリーランスで起こりやすい失敗への対処法を知っておくことが大事です。フリーのコンサルタントで活動している方の感想なども参考に、今後の準備を進めましょう。

ここでお話した内容も含めて、相談したい、聞いてみたいということがあれば、まずはフリーコンサルタント専門のエージェントサービス「プロフェッショナルハブ」に相談することをおすすめします。うまく活用してみてくださいね。

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