エンジニアから上流も担えるマルチプレイヤーに転身!20年間思い続ける夢に向かって、フリーランスとして進める歩み

フリーコンサルタントインタビュー

2023年11月24日

複数のSIerでエンジニアとしての勤務を経てフリーランスに転身した柳沢さん。 周囲の影響もあり元々独立志向を持っていた柳沢さんは、エンジニア経験を活かし、上流から下流まで担えるマルチプレイヤーとしてフリーランスの道を歩み始めました。

「とにかく自由に働けることがフリーランスの一番の魅力」と語る柳沢さんに、フリーランス転身を決意したきっかけや、仕事に対する想い、これからの展望を熱く語っていただきました。
インタビューはLTSリンクの角田が担当しました。

Hub Interview #03

柳沢 晃平 様

フリーコンサルタント

経歴

  • ・10年以上ITエンジニアとして従事した後、PMやPMOとしてマネジメント業務中心に活動
  • ・現在は独立しフリーコンサルタントとしてプロジェクトを支援する傍ら、新しいビジネスにもチャレンジ
  • ・エンジニア経験を活かしたコンサルティングと高い実行力がクライアントから評価

目次

  1. SIerから独立し、上流から下流まで担えるマルチプレイヤーに
  2. とにかく自由に働けることがフリーランスの一番の魅力
  3. 「案件の継続性」がエージェント選びの決め手
  4. 「思い続けた夢」についにチャレンジを

SIerから独立し、上流から下流まで担えるマルチプレイヤーに

独立して起業するまでの経緯

柳沢様(以下敬称略):フリーランスになる前はSIerに勤務しており、主にエンジニアとして従事していました。プログラマから始めて、SE、PL、PM、PMOと着実にキャリアを積み重ねていく中で独立志向が高まっていくのと、当時お付き合いしていた取引先から仕事のお話をいただいたタイミングが合致したことで、「環境を変えてやりたいことが出来るなら」と独立を決意しました。現在、5年目です。

角田:要件定義フェーズのプロジェクトに携わりたいと思ったきっかけはありますか?

柳沢:開発工程のうち設計以降は大体経験していたので、キャリアアップとしてそろそろ違う領域に関わってみたいと感じていました。特に独立前はPMなど管理側の業務が多く、その際に経験値として設計より上流の工程が抜けていることに気がついたことがきっかけです。

角田:順調に経験を積み上げて来られたのですね。柳沢さんのような下流工程が分かっている方が要件定義をされると、よりよいものが出来上がるのではないですか?

柳沢:要件定義はコンサルタントが担うことも少なくないので、「開発のいろはを分かっていて、上流工程が出来る人はそうそういない。」とお言葉をいただくことがあります。

現在参画しているプロジェクトにおいても、「柳沢さんが必要だ」という嬉しいお言葉をちょうだいしております。

要件定義は業務要件とシステム要件に大別されます。顧客視点と開発視点、両方を持ち合わせていることで、どちらの立場にも立つことができます。下流工程もよく知っているからこそ、業務とシステムの関係を俯瞰できるメリットがあります。一般的なコンサルタントとは違い、助言や支援にとどまらず、自ら手を動かし成果物として出せる実行力が強みです。自称プレイングコンサルタントです。

とにかく自由に働けることがフリーランスの一番の魅力

仕事を選ぶ際に重視していることは?

柳沢:「自分のやりたいことであること」と、「お金がしっかりともらえること」でしょうか。やりがいを求めたいものの、生活も大事ですので、後者を重視しているのが実情です。意外と現実的です(笑)。

角田:確かに生活する上でお金は大事ですもんね!「やりたいこと」はどのようなスコープで決めているのですか?

柳沢:自分の今後のキャリアや伸ばしたいことを考えて、エージェントさんにお願いしています。要望ははっきりお伝えしていますが、いい案件が常にあるわけではないので妥協案を提示していただきながら、案件を決めています。

角田:働いてみたい業界・相手など、働く環境への要望はありますか?

柳沢:ユーザー様の業界よりも作業内容を優先しています。柔軟な働き方が可能な環境が望ましいですね。とにかく自由に働けることがフリーランスの一番の魅力だと思っています。

「案件の継続性」がエージェント選びの決め手

弊社サービス「プロフェッショナルハブ」の印象

角田:弊社にはどのような印象を持たれていましたか?

柳沢:最初はリモートでのコミュニケーションが中心だったので特段印象はありませんでしたが、対面でお会いするようになってからは一緒にランチをする機会があり、そこから親睦が深まったと感じています。それ以外のタイミングでも、案件の相談などに親身に乗ってくださいました。

角田:ありがとうございます。弊社とお付き合いしてくださっている理由もあれば教えてください。

柳沢:フリーランスは継続的に仕事をすることが大事ですので、案件を続けてご紹介いただけていることが一番のポイントですね。プロジェクトが満了になる度に違うエージェントさんに相談することは結構大変ですから。

「思い続けた夢」についにチャレンジを

今後の展望を教えてください

柳沢:よく聞いてくださいました。現在はIT系の仕事1本ですが、今後もこれだけで食べて行けるとは思っていません。

いま行っている仕事はライスワーク(=食べていくための本業)です。自由に働けるフリーランスの特権を活かし、やりたいこと、これから伸びそうな分野に進出していきたいと考えています。これこそがライフワーク(=やりたいこと)です。

ライフワークにしたいことは、具体的には3つあります。

1つ目は、聴覚障がい者のための通訳です。話している内容をその場で要約して書き出した内容をOHP等でスクリーンに投影し、聴覚障がい者がそれを読む、という要約筆記と呼ばれるものです。議事録を書いてきた経験やスキルを生かせると思って始めたもので、現在研修を受けています。

2つ目は、農福連携です。障がい者の社会参画と農業の後継者不足など双方の課題解決を図る取り組みです。端的に言うと障がい者を雇用して農業を行うことです。もともと一次産業に興味があったことと、障がい者福祉の伸びしろが結びつき、この取り組みに興味を持ちました。要約筆記はこのとっかかりの意味もあります。

3つ目は、食品の廃棄を出さないスーパーマーケットを作ることです。IT分野に進んだのも、「ITで在庫管理を徹底すれば食品廃棄を無くせるのではないか」と考えたことがきっかけです。

エンジニア時代にそういうシステムを手がける機会には恵まれませんでしたが、長くITに携わる中でITの限界に気づいたり、仕組みの重要性に気づいたり、小売業の就労経験もあり、いろいろなことを知ったからこそ、自分でそういうお店を1つ作ってみようと思えたのかもしれません。いきなりお店を作ることはできないのでスモールスタートからになりますが、今まさに起業に向けて準備を進めているところです。

角田:食品廃棄削減に関してはかなり長いこと思い続けているんですね。その原動力はなんですか?

柳沢:学生時代に、漁師のアルバイトを通じて魚に愛着を持ったこと、魚が売れ残っているのを店頭で見かけて「かわいそう」と思ったことが、原点であり、わたしを突き動かす原動力です。思いを抱き続けて20年になります。ひとつのことを思い続ける、あきらめない心、これも強みなのだと人に言われて気づきました。

フリーランスコンサルタント登録多数。高単価・戦略・PMO案件のご紹介。
プロフェッショナルハブのご登録はこちら。

    1. 熱い思いを胸に抱きつつ、日々真摯にプロジェクトワークに取り組む柳沢さん。
    1. 今後も強みを活かしてフリーランスとしての道を歩んでいけるよう、私達もサポートさせて頂きたいです。
    1. 今回は貴重なお時間をいただきありがとうございました。

LTSリンク津田 = 文、LTSリンク角田 = インタビュー

最新案件情報

まずは無料会員登録

プロフェッショナルの活躍を長期的にサポートします。
「独立前だけど案件を探し始めたい」「まずはよい案件がないか知りたい」
といった方もまずはご登録ください。

プロフェッショナルをお探しの企業様

プロフェッショナルハブでは、様々な分野でのプロフェッショナル人材をご紹介可能です。