PMO転職の3つの方法を紹介!転職人材に求められる能力や役立つ資格も解説

フリーコンサルタントのキャリア

2024年3月11日

PMOの需要が高まるなかで、自身のキャリアをより良いものにするために、転職を検討している方も多いのではないでしょうか。PMO転職には、別の職種から転職する方法やキャリアアップして転職する方法などが挙げられます。

今回は、PMOの役割を解説したうえで、PMO転職の3つの方法やPMOに求められる能力、PMO転職に役立つ資格3選などを紹介します。すでにPMOとして活躍されている方はもちろん、これからPMOのキャリアを検討している方も、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. PMOの役割
  2. PMOの転職市場の動向
  3. PMOの平均年収
  4. 【パターン別】PMO転職の3つの方法
  5. PMOの転職人材に求められる能力
  6. PMO転職に役立つ資格3選
  7. PMO人材はフリーランスとして活躍できる道がある
  8. まとめ

PMOの役割

PMOとは「プロジェクトマネジメントオフィス(Project Management Office)」の略称で、企業のプロジェクトをマネジメントするための部署や組織のことです。

PMOの役割は、PM(プロジェクトマネージャー)の後方支援や、プロジェクトの品質管理などを行ない、プロジェクトの成功確度を高めることにあります。IT業界では、特に大規模なシステム開発で、プロジェクトを統括するPMOの必要性が高まっています。

PMOの概要についてまず知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。

PMOとは?PMとの違いや役割・職種、向いている人の特徴などを解説

また、IT業界におけるPMOの役割については、以下の記事でも詳しく解説しています。

IT業界におけるPMOの役割とは?求められるスキルや働く方法も解説

PMOの転職市場の動向

企業のDX推進が活発化しており、現在は世界中で多数のプロジェクトが進められています。PMOはプロジェクトの成功にかかわる重要なポジションであり、転職市場での需要も高まっています。

PMOとなるには、特定の企業へ転職して社内プロジェクトを統括するPMO人材として活躍するほか、ITコンサルティング企業へ転職して働くケースもあります。

日本では、システム開発ベンダーのIT人材をリソースとして頼っているケースが少なくありません。自社内にプロジェクトを推進する人材が不足していることから、企業のプロジェクトを的確に支援するPMOの需要は高く、今後も安定した需要があると見込めます。

PMOの平均年収

現在、ほかの職種に就いていてPMOに興味がある方のなかには、平均年収を把握したい方もいるのではないでしょうか。例を挙げると、PMOコンサルタントとして企業で働く場合は、平均年収が600~800万円程度とされています。

より高い年収を目指したいのであれば、フリーランスとしての働くことが選択肢に含まれるでしょう。フリーランスの場合は、1件あたりの案件単価によって年収が変動します。

単価相場は月額80~150万円程度ですが、なかには1件で月200万円超の案件もあります。実力次第では、年収2,000万円超のフリーランスコンサルタントとして活躍できる可能性もあるでしょう。

【パターン別】PMO転職の3つの方法

ここではPMO転職の方法を、3つのパターンに分けて紹介します。すでにPMOとして活躍されている方、もしくはこれからPMOになりたい方は、自身に適したキャリアパスを選ぶためにも参考にしてください。

1.別の職種から転職したい

まずは、別の職種からPMOへ転職する方法を3つ紹介します。

・ITエンジニアから転職する
さまざまなプロジェクトなどで活躍するPMOは、システム開発に関する基本的なスキル・知識を備えておく必要があります。そのため、もともとITエンジニアとして経験を積んでいた方であれば、PMOへ転職しても活躍しやすいでしょう。

特にSEなどでシステム開発に携わり、要件定義や設計などの「上流工程」の業務を経験していれば、プロジェクト全体を把握しやすく、PMOの実務にも活かせる可能性があります。

・ITコンサルタントから転職する
IT戦略の策定支援やシステム構想策定などを担うITコンサルトから、プロジェクトの進捗やリソースなどを管理するPMOへ転職する方法です。ITコンサルタントとして身に付けたIT知識や、複数のプロジェクトに参画した経験は、PMOのキャリアでも役立ちます。

転職に際して、自身のキャリアをしっかりと整理しておけば、転職先の業務とのミスマッチを防ぎやすくなります。

・IT未経験から転職する
PMOと親和性のある職種を経験している場合、IT未経験者であってもPMOとして転職できる可能性があります。

例えば、営業部門のサポート事務として働いていた場合、プロジェクトにおけるデータ収集や書類作成などのPMOの仕事に自身のスキルを役立てられるでしょう。これまでに身に付けたスキルを、どのようにPMOの業務で活かせるか考えておくことが大切です。

なお、IT未経験の状態でPMOへの転職を成功させるには、ポテンシャル採用が見込める若手人材のほうが有利でしょう。

2.キャリアアップで転職したい

次に、PMOとしてすでに活躍している人材が、キャリアアップを実現させるために転職する方法を2つ紹介します。

・PMO専門のコンサルティングファームへ転職する
事業会社のPMOとして実績を積んだ人材が、企業の経営課題を解決に導くコンサルティングファームのなかでも、PMO専門の企業へと転職する方法です。PMOのニーズが高まっていることから、PMO事業に特化した企業における求人需要も伸びています。

転職人材に期待する能力・経験は会社によって異なりますが、PMOコンサルタントとして働くにあたり、チームマネジメントやプロジェクトマネジメントの経験は求められるでしょう。

・特定分野のコンサルティングファームへ転職する
自身の業務経験によっては、金融や医療といった特定分野のコンサルティングファームを狙うことで市場価値が高まり、転職の成功率がアップするでしょう。

例えば、金融に特化したコンサルティングファームへの転職を目指すのであれば、金融機関における企画業務の経験などがアピールポイントになります。

なお、近年はERP導入の知見を持つPMOの需要が高まっています。企業がレガシーシステムからの脱却を目指し、新型のERPを導入するプロジェクトは大規模になりやすいため、PMOとして活躍できる機会も多いでしょう。

3.キャリアチェンジで転職したい

続いて、PMOのスキルや経験を活かして、キャリアチェンジで転職する方法を2つ紹介します。

・事業会社のPMOに転職する
コンサルティングファームに勤務するPMOが、事業会社の社内PMOへ転職するという方法もあります。コンサルティングファームのなかには、労働時間が長く自由な時間が少ない職場もありますが、その場合は事業会社に移ることで、プライベートの時間を確保しやすくなるなどのメリットが見込めるでしょう。

IT人材が不足している事業会社は多く、求人需要は高い傾向にあります。ロジカルシンキングやクライアントへの提案力など、前職で身に付けたスキルも活かせます。

・フリーランスに転職する
PMOとして身に付けたスキルを活かし、PMOコンサルタントとして独立する方法もあります。自身の人脈や営業力を活かすことで、興味のある仕事に携わる機会を増やせるでしょう。

安定的に収入を得たいのであれば、フリーランスのPMO向けのエージェントサービスなどを積極的に利用することで、高単価な案件を探しやすくなります。

PMOの転職人材に求められる能力

ここからは、PMOの転職人材に求められる能力を見ていきましょう。

コミュニケーション能力

PMOは、プロジェクト全体の調整役として立ち回るため、メンバーやステークホルダーに対する高いコミュニケーション能力が求められます。簡潔で理解しやすい伝え方や、相手を不快にさせない伝え方について、普段から意識することが大切です。

また、複数のプロジェクトが併走するケースがあるため、PMOはプロジェクトを標準化する「コミュニケーション基盤」の確立も重要な仕事といえます。プロジェクトの共通言語を整理しておくことで、スムーズな意思疎通を図れるようになります。

プロジェクト管理能力

PMOとしての役割を果たすため、プロジェクト管理能力は欠かせません。特に大規模なプロジェクトを管理できる能力・経験があると、転職市場において価値が高まります。

プロジェクト管理に関する業務例としては、管理プロセスの改善や運用教育を行なうほか、PMOの管理業務などのサポートを通じ、経験の少ないPMに対してプロジェクト管理作業のOJTを行なうケースもあります。

システム開発能力

ITプロジェクトを支援するうえでは、システム開発能力が必須といえます。要件定義や設計書レビューなど、さまざまなシーンで専門知識・スキルが問われるためです。

システム開発を進行するうえで、「目標とするシステム構想」をPMOがしっかりと把握していないと、品質担保が可能なテストの提案や、ベンダー会社の作成物に対する正確なレビューを行なえません。適切な人材配置を行なううえでも、システム開発に関する能力は重要です。

PMO転職に役立つ資格3選

続いて、PMO転職に役立つ可能性の高い資格を3つ紹介します。

プロジェクトマネージャ試験

システム開発の責任者であるPMを対象とした国家資格ですが、PMを後方支援するPMOの業務にも十分役立てられるでしょう。プロジェクトを成功に導くために必要な技術や、メンバー配置などのスキルを有していることを証明できるため、転職時のアピールポイントにもなります。

なお、試験は年1回行なわれており、多肢選択式の「午前I」「午前II」、論述式の「午後I」、論述式の「午後II」と計4つの試験を受ける必要があります。

PMOスペシャリスト認定資格

PMOスペシャリスト認定資格は、実際のPMO業務に必要な知識の習得を証明できる資格です。資格ランクアッププロセスが導入されているため、必要に応じて上位資格を取得しておけば、転職時に自身の実力をより適切に証明できるでしょう。

教材はオンラインで学べる映像型eラーニングのため、スマートフォンなど手持ちのデバイスで学習でき、すき間時間を有効に使えます。なお、オンライン試験の試験時間は90分、合格基準は正解率80%以上です。

PMP

PMBOKガイドに沿った内容を出題する国際資格です。外資系の事業会社やコンサルティングファームへ転職するにあたり、PMPを取得しておけば高く評価される可能性が高まります。

資格取得後も、継続的な教育と職務能力の育成を目的とした「CCR」というプログラムに3年ごとに参加し、資格更新手続きを行なう必要があります。

PMO人材はフリーランスとして活躍できる道がある

前述のとおり、PMO経験者はフリーランスとして転職する方法を選ぶことも可能です。コンサルティングファームの実務経験があると、フリーランスの働き方にも活かしやすいでしょう。

フリーランスのPMOになることで、おもに以下3つのメリットが期待できます。

• 実力によっては、事業会社に勤めるよりも年収をアップできる
• 自身が得意な領域の案件を選べる
• プロジェクト支援の業務に集中して取り組める

フリーランスのPMOになれば、年収をアップさせたり、自身の得意な領域の案件を選べたりするチャンスが増えます。また、社内の雑務などを任されることがないため、プロジェクト支援の業務に集中して取り組めるのも魅力です。

ただし、自身の実力にかかわらず、クライアントの都合で契約が打ち切られるようなケースもあるため、安定した収入確保が課題ともいえます。

営業にかける時間を減らし、案件に注力するために、エージェントサービスの利用を検討するのもおすすめです。

フリーランスのPMOを目指したいと考えている方は、以下の記事も併せて参考にしてください。

フリーランスのPMOになるメリット・デメリットは?案件の単価相場や求められるスキルも解説

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当サービスでは、大手事業会社やコンサルティングファームの案件を保有しており、月額120万円以上の案件も多数掲載しています。担当のエージェントが案件探しから条件交渉、参画後のフォローまで実施しているうえ、継続的な案件紹介などの支援も行なっているため、フリーランスとして安定的に稼働できるでしょう。

勉強会や研修による、キャリアアップ支援も実施しています。スキルを高めれば自身が担当するPMO案件の幅を広げたり、難度の高い案件に参画したりすることも可能です。

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まとめ

世界中で多くのITプロジェクトが立ち上げられており、即戦力として活躍できるPMOの需要も増しています。自身の経験や知見を活かすことで、ITエンジニアからPMOに転職したり、事業会社のPMOからフリーランスに転身したりといったキャリアパスを実現できます。

フリーランスのPMOとして安定的に働き、自身の実力に見合った案件に携わりたい方は、ぜひエージェントサービス「プロフェッショナルハブ(Professional Hub)」をご活用ください。当サービスでは、案件探しから参画後のフォローまでのサポートを行なっているため、フリーランスとして独立したばかりの方も安心して稼働できます。

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